2013年12月3日火曜日

第3回4大学コンソーシアムリトリートが行われました。

第3回4大学コンソーシアムリトリートが、2013年11月30-12月1日、六甲アイランドのホテルプラザ神戸で行なわれました。4大学の学生が実行委員を務め、学生 約40名(本学8名)教員16名(本学7名)が参加しました。学生のポスター発表が21題、口演が7題あり、本学からは河野君がシミュレーションの発表を行いました。初日の講演は東京大学の上田泰己教授の体内時計、体内カレンダーの話は、時間を物質としてとらえるという興味深いものでした。2日目の大阪大学の仲野徹教授の講演では、ご自身の研究者としての生い立ちから始まり、MD研究者コース批判、あるいは挑発ともいうべき貴重な話を聞くことができました。曰く、コースで少しやったくらいでは研究はわからない。研究のほとんどはうまく行かない。コースは成功体験を押し付けようとしているのではないか、研究をすることで何かから逃げていないか、学生時代にしておかなければならない読書や恋愛の経験等をさしおいて研究でいいのか等々。学生同士の討論会は、小グループに別れ、教員も参加して、1日目はグループの構成を変えながら行うワールドカフェ方式、2日目はワークショップ形式で2回行なわれました。カフェでの夜の交流会も、学生が他学の学生や教員と直接話す中で、いろいろな出会いの機会になっただけでなく、本学の学生と教員の間でも普段より突っ込んだ話をする機会になりました。